-The 伝統-京都の夏祭り総集編

2024年6月24日2024年6月30日

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京都の7月は、歴史と伝統が感じられる夏祭りが多く開催され、観光客や地元の人々で賑わいます。今回は特に人気のある3つの夏祭りをご紹介します！

祇園祭 – 日本三大祭の一角 –

祇園祭は、八坂神社で行われる日本三大祭りの一つに数えられる京都の代表的な夏祭りです。千年以上の歴史を持ち、7月1日から31日までの1か月間、さまざまな行事が行われ、特に見どころは、山鉾巡行で、豪華絢爛な山鉾が京都市内を練り歩きます。また、宵山と呼ばれる前夜祭では、山鉾がライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しむことができますよ！

名称	祇園祭 / Gion festival
日程	7/1〜7/31（屋台出店は7/15・7/16のみ）
場所	八阪神社 / Yasaka shrine
料金	無料 free

山鉾巡行（やまほこじゅんこう）

7月17日と24日の夜に行われるこの行事では、八坂神社の神輿（みこし）が市内を巡行します。神輿を担いだ人々が力強く練り歩く姿は迫力満点です！💯

山鉾巡行の様子

宵山（よいやま）

宵山は祇園祭のメインとなる山鉾巡行（7月17日・24日）の前3日間の総称で、いわば前夜祭のようなものです。ひとくちに「宵山」といっても、前祭（さきまつり）と後祭（あとまつり）とでは雰囲気が全く異なります。
前祭宵山では、15日と16日の夕方から歩行者天国になり、たくさんの露店が出て、賑やかなお祭りムード。後祭宵山は、歩行者天国や露店の出店はなく、お祭り本来の幻想的な雰囲気のなか落ち着いて散策することも楽しめちゃいます！

前祭(さきまつり)　宵山行事：7月14日〜16日　巡行：7月17日
後祭(あとまつり)　宵山行事：7月21日〜23日　巡行：7月24日

前祭の様子

屋台が出るのは7月15日〜16日の2日間でこの時期がオススメですよ！

祇園祭は、京都市全体が祭りの雰囲気に包まれる一大イベントであり、地元の人々や観光客にとって夏の風物詩となっています。伝統が息づくこの祭りを訪れることで、日本の文化と京都の魅力を存分に感じることができますよ！

みたらし祭り -池で足もお清め-

みたらし祭りは、下鴨神社で行われる伝統的な夏祭りです。7月の土用の丑の日に開催されるこの祭りでは、境内の御手洗池に足を浸して無病息災を祈ります。参拝者はろうそくを灯しながら池を歩くことで、心身ともに清められるとされています。涼を感じながら神聖な体験ができるため、夏の暑さを忘れるひとときとなります。

名称	みたらし祭り / Mitarashi festival
日程	7/19〜7/28
場所	下鴨神社 / Shimogamo shrine
灯明料	500円

足つけ神事

みたらし祭の「足つけ神事」は、火を灯したろうそくを手にして、御手洗池に膝下まで浸かりながらゆっくり進みます。井戸の上に社殿が造られ祀られている末社・井上社に灯明を供え、そのあと御神水を頂きます。土用の丑の日に御手洗池の中に足を浸すと罪や穢れを祓い、疫病や安産にもご利益があるといわれています。

祈祷木

足つけ神事を終えると、御手洗社に行く手前で足の形をした祈祷木に名前と数え歳の年齢を書いて、お参りができます。祈祷木はこんな感じで水に浮かべます。こちらの御手洗社には災難厄除けの神様が祀られているそうで、ここでお参りすると平穏に過ごせる気持ちになります！

７月は祇園祭が注目されがちではありますが、下鴨神社のみたらし祭もとってもオススメです！みたらし団子の発祥の地とも言われてますので、お清めの後にはぜひみたらし団子も食べてみてくださいね！

七夕笹飾りライトアップ -和＆納涼-

七夕飾りが美しい貴船神社と叡山電車のライトアップも一度は訪れるべきスポットです🎐
七夕の時期に合わせて、貴船神社に笹飾りと提灯が飾られ、夜になるとライトアップされます。多くの笹飾りが風に揺れ、訪れる人々は短冊に願い事を書き、笹に結びつけることで、夏の夜をロマンチックに楽しめちゃいます！

名称	七夕笹飾りライトアップ / The star festival
日程	7/1〜8/15（ライトアップは18:00-20:00）
場所	貴船神社 Kifune shrine
参拝料	無料